2025年12月14日 日曜日 雨のち曇り
寒い一日。午前中は雨が降っていた。午後から晴れ間も。朝の気温は5℃。
13時現在で気温は12℃。
外出せず。
以下の写真は金時山、2003年12月14日撮影。
雑記、
○金時山
12月14日、金時隧道の手前、矢倉沢峠に車を置き出発。 既にこの場所は海抜850mぐらいなので、ここから山頂までは45分である。うぐいす茶屋を右折し、この辺りから少し登りになる。両側はスズタケが茂り、ちょうど回廊のようになっている。
大岩のところまで登ってくると、仙石原高原が鳥瞰図のように見えてくる。左に目を向ければ神山と大涌谷の噴煙が見える。今日は素晴らしく天気が良い。天城の山々まで見ることができる。
金時神社からの登り口と合流する地点に来ると、ブナも現れてくる。どれも枝を四方八方にくねらせて伸びている。ちょうど盆栽のような形をしている。更に進むと急な登りになり、幹周り1m以上のブナも現れる。枝はやはり捻じ曲がり、幹の肌は乾燥していて地衣類の付着は認められない。一見するとイヌブナの幹のようにも見える。
山頂には10:20に到着。昼飯にはまだ間があるが、今日は山小屋の混雑が予想されたので、早めに煮込みおでんを注文し、ゆっくりと昼食を楽しむことにした。
腹も満たされ、まだ十分時間もあったので、長尾山まで足を伸ばすことにした。ここから北側の尾根筋にはブナがたくさんあり、目を楽しませてくれる。茶色い葉をつけたブナも見られた。長尾山の登りにさしかかった付近で、2.5mほどのブナを発見。形はいわゆる逆さ蛸ブナで、見た目は大きく、貫禄がある。今日一番の成果だ。
長尾山の山頂は平坦で開けている。陽だまりもあり、暖かい。金時山山頂よりも静かで、こちらの方が好ましいと思われた。ただ富士山の展望はない。ここで20分ほど休憩し、戻ることにした。
30分ほどで金時山山頂に到着。更に登山者は多くなっていた。足の踏み場もない状態だ。騒々しい。14時下山。
帰路、矢倉沢峠のブナ植林地を見る。ここは今年4月に植えられたもので、水源の森を保全するために植樹された。しかし、残念なことにたくさんのテッシュペーパーが散乱していたことである。水源にもかかわらずこの有様である。







