2025年6月15日(日)晴れ
非常に蒸し暑くなる。真夏日。
13時現在で気温は30℃。朝は24℃。
自転車でいつものコースを走る。班目・柏坂・千津島・吉田島ルート。
走行距離は31㎞。
途中、蔵カフェで1時間休憩。
ゴイサギ
大口公園
ジャカランダ
蔵カフェで休憩
祠内の石仏
奉請牛頭神 明治39年
アオサギ
ナギ
ナギ観音
あじさい祭り
神輿も見える
榎下踏切
偶然知人のokさんに会う
自転車はTERN・ CREST
ヤセウツボ
註、途中、会ったokさんとの話の中で、池田自転車店の話題が出る。
以下は池田自転車店について、
小田原富水の池田自転車店、
現在は廃業して無いが、過去に何回も訪れている自転車店である。
創業は昭和10年頃で、昭和12年の全国輪界興信名鑑には載っている。
この自転車店は、ある面ユニークな店であった。既に廃業して20年近くになり、現在その場所は小田原富水郵便局に変わっている。
この店がユニークと言ったのは、何度も自転車を売ってほしいと訪ねたが、いつもこれは売れないと断られた。その自転車は戦前のイギリス製BSAであった。それならこちらのラレーロードスターを売ってくれと言ったのだが、こちらも売らないとのこと、自転車店で自転車を売らないと言った店は初めてである。よほどこの店主(二代目)はこれらの自転車に愛着があるようだ。結局なんど訪ねても門前払いであった。店主自身が舶来ものが好きで、その後、米車のリンカーンに乗っていて、一度その車に乗せてもらったことがある。店をたたんだ後も数回自宅を訪れ、外車の講釈を聞いた。店主の趣味は医学書のようで書棚には難しい医者が読むような専門の医学書が並んでいた。それと健康に良いという自家製の養命酒のような飲みものを出してきて、またこの講釈がはじまった。それからこちらも健康に良いという漬物もでてきた。いずれにしてもユニークな店主であった。いまでは懐かしい思い出になっている。店を閉めるときに、部品や工具類をたくさんいただいたが、いまは総て友人にあげたり、燃えないゴミに出してしまった。ただし、工具の一部はいまもまだ残っている。
池田自転車店の場所
いまは郵便局に変わっている
昭和12年の全国輪界興信名鑑
足柄村堀之内 池田勘蔵
いただいた工具の一部 畑屋製
この工具の利用目的が分かる人は自転車通?