2024年11月20日(水)雨
一日中冷たい雨が降る。
13時現在で気温は10℃。
先ほどのNHKの番組で四尾連湖などを放送。四尾連湖と蛾ヶ岳へは、2004年8月27日に行っている。
以下は当時のブログ、
○蛾ヶ岳(ヒルガタケ)
平成16年8月27日、四尾連湖から蛾ヶ岳へ登る。
四尾連湖、水明荘の駐車場(400円)に車を置き出発。
四尾連湖について書かれた案内板があったので読んでみる。俗化されていない静かな神秘的な湖とある。半信半疑で湖畔に下る。湖を見て唖然とした。どこにでもあるような観光化、俗化された湖がそこにあった。観光用のボートが浮かび、鯉まで泳いでいる。周辺にはキャンプ場とバンガローそして旅館が2軒ある。あの看板はなにをもって俗化されていない湖と言うのか?理解に苦しむ。そして自然を大切にと書いた掲示物もある。伊豆天城の八丁池を予想していただけに、その落差に言葉を失う。
登山道は、ところどころ植林された場所もあるが概ね明るい雑木林の道が続く。大畠山まで登ると、そこから尾根道にとりつく。大畠山周辺はヒノキが植林されていて、暗く景観が悪い。まだブナは現れない。尾根道は、あまりアップダウンがないので助かる。ただし途中、ヤセ尾根が三箇所あり少し緊張する。しかし、両側に木が多いので恐怖感はない。所々、杉、ヒノキの植林地があり暗い尾根道となる。大きな橙色のキノコが多い。ふとそのキノコの側を見るとギンリョウソウがあった。今日はじめての収穫である。早速デジカメに収める。ミズナラはたくさんあるものの相変わらずブナが登場しない。時々、イヌブナが現れるが、本ブナはまだない。頂上まで10分と書いた西肩峠まできたが、相変わらずブナは現れない。
山野草ではフシグロセンノウ、レイジンソウ、ホソバシュロソウ、ソバナ、テンニンソウ、タムラソウ、ワレモコウ、ヌスビトハギ、萩、ホソエノアザミ、ツリフネソウ、アキカラマツ、トリカブト、コバギボウシなどが確認できた。
本ブナは結局、山頂まで見ることはなかった。
雨が降り始めてきたので、早々に下山する。
帰路、鳴沢道の駅でマツムシソウが300円で売られていたので、買って帰る。500円の富士ブナも欲しかったが、今回は諦める。