2015年11月20日金曜日

ぶなニュース №35

復刻版 ぶなニュース  第35号 2003年3月26日発行


○ブナが育む水
  新潟県五泉市にある菅名岳(909m)と大蔵山(864m) は無垢な自然が残る山で、ブナも多い。
  ここから湧き出る清水は 「吉清水」「どっぱら清水」と呼ばれ、地元の人々に親しまれている。 ブナが育む水で、遠方からも車でこの水を汲みに来る人が多いと言う。

○酒匂川に70個を設置
  小田原市内の親子やボランティアら約三百人が二十三日、同市扇町の酒匂川中州で、市の鳥コアジサシを呼び寄せようと、手作りしたコアジサシの模型(デコイ)七十個を置いた。「コアジサシの郷(さと)づくり」として市が毎年、取り組んでいるもので、早ければ四月上旬にも、コアジサシの"先発隊"が酒匂川周辺に飛来し、営巣地を探し始めるという。
  コアジサシは体長三十センチ弱。世界的に数が減少し、日本でも絶滅危ぐ種二類に分類されている。毎年、ニューギニアやオーストラリアから日本に飛来し、四月から八月ごろまで、酒匂川中州の砂れき地で営巣する。
  市では一九九五年に市の鳥として指定。翌九六年から、「コアジサシの郷づくり」を続けている。今年も市民の親子らが三月一日と十五日に、日本野鳥の会会員らの指導で、営巣したり求愛をしているポーズをかたどったコアジサシのデコイを作った。
  二十三日には、約三百人が参加して、中州の小石混じりの砂地にデコイを置いていった。五月末から六月上旬には市による観察会も行う。
 (平成15年3月25日付け神奈川新聞から転載)


○丹沢山の野鳥
  朝5:30起床で6:30に登山道に入りました。
 7:30分に花立に到着し、塔ノ岳には、8:45着でした。
その後、10:00に竜ヶ馬場に着いて食事を取り、きょろきょろしながら歩いて11:30に丹沢山到着でした。
 帰りは来た道を戻り、14:30に麓の駐車場(戸沢)着で帰宅しました。
  雪が、柔らかくなっていたので塔ノ岳から丹沢山までは非常に労力がいりました。
ただ、全く人が居なかったので快適な雪山歩きが楽しめました。
  
  この日見た野鳥、
 ヤマドリ ・ ゴジュウカラ ・ シジュウカラ ・ トンビ ・ コゲラ ・ アカゲラ ・ ウソなど。

アカゲラ
写真提供:MZさん 2003年3月8日撮影

(MZさんからのメール Sent: Saturday, March 08, 2003 9:25 PM)


○愚かな人間の戦争で水鳥が絶滅?
  チグリス・ユーフラテス川の合流地域に広がるメソポタミア大湿原には多くの水鳥が生息している。
  イラクチメドリなどの固有種のほか、カオジロオタテガモなど絶滅危惧種も確認されている。
  戦争は最大の環境破壊だ。

○千と千尋、アカデミー賞
  この映画、秦野市の鶴巻温泉の「陣屋」という旅館がイメージの一つにもなっている。
  子供の頃、宮崎駿監督は親戚であるこの旅館を何度も訪れている。
  「ここには神様がたくさんいる。樹齢300年のシイの木、お稲荷さん、千年も昔からわいているお湯。こうしたものに宿る精霊をコンクリートがすべてだめにしてしまう」と、最近マンション建設計画で揺れるこの場所を憂いていたという。