1ヶ月ぶりの登山。今日は久しぶりに烏尾尾根から表尾根経由で塔ノ岳を目指しました。
6時過ぎの大倉の気温は2℃。暖かく感じましたが、山の様子は雲が垂れ込めていてイヤな感じでした。
準備運動をして出発。案の定、風の吊り橋を渡るのは私一人でした。
戸川林道を1時間歩いて新茅荘へ。ここから烏尾尾根へ。
道中、雪もなく快適に歩いていたのですが、観音様の石像を過ぎた辺りから急激に雪道へと変わりました。慌ててアイゼン装着。
雪は深いところで30~40cmでしょうか。表面が凍っていてザクザクしていました。所々で木の上から大きな氷の塊がガラガラと音を立てて落ちてきます。頭を直撃されないかとビクビクしていました。
9時前に烏尾山頂着。ガスで視界はゼロでした。しばし考え、今日は塔ノ岳はキャンセルして三ノ塔経由で大倉へ戻る事にしました。
三ノ塔への道は雪と氷の世界でした。太い氷に覆われた木の枝が登山道に覆い被さって迂回を余儀なくされる所が多数ありました。
この氷は雨氷(うひょう)というらしいです。登山道にも沢山落ちていてアイゼンが利かず、三ノ塔への登りでは滑落の恐怖を味わいました。
何とか頂上へとたどり着き。避難小屋で食事をとって大倉へ11時半頃下山しました。
今日の写真は6枚です。
朝の新茅荘前
2016年2月6日7時18分撮影
観音様
烏尾山荘
雨氷で枝垂れ柳状態
腰回りが寒そうなお地蔵さん
三ノ塔避難小屋