昨夜、知人から巳ノ戸谷の写真が届きました。
6/19(日)、奥多摩の鷹ノ巣山付近にある巳ノ戸谷を溯行してきました。
入渓点を僅かに誤ったようで、巳ノ戸谷出合まで日原川本流を溯行しましたが、梅雨の時期のためか水量多く、補助ロープを出して泳ぐことに。この時期は泳ぐにはまだ水が冷たく大変厳しい。僅かな距離でも巳ノ戸谷出合まで45分を消費しました。
その後も大滝15mの巻き、忌山の悪場と呼ばれるゴルジュの突破を初めとして次々に滝が現れ、詰めもがっつり。また、最後まで詰めずに標高1500m付近で稲村岩尾根登山道まで斜面300mトラバースしてトップアウト。
稲村岩尾根からの下山時には爪磨ぎ中のクマちゃんにも会い、沢筋まで下山すると登山道がずいぶん荒れていて難儀し、車道まで戻ってきた際に実は今たどってきた稲村岩尾根が通行止めだったことに気づくなど、今日1日は泳ぎ、巻き、登攀、詰め、トラバース、クマに荒れ放題の登山道と、全部盛りと言うにふさわしい、タフな溯行でした。
以上です。
2022年6月19日 itさん撮影(以下同じ)
1-ここから入渓しましたが
もう少し良い場所が先にあるようです
2-巳ノ戸谷の風景。
ここは長閑ですが厳しい箇所も沢山あります
3-溯行終了点付近