2022年12月4日日曜日

沖ノ源次郎沢

本日、知人から沖ノ源次郎沢の写真が届きました。 

昨日12/3(土)、沖ノ源次郎沢を溯行してきました。

ほぼ枯沢でこの時期でも暖かく登れる沢でした。出合のF1、F2は古くはクライミングのゲレンデだったようです。

F2上部のクラックではカム(キャメロット#1)を決めました。またF2終了点でもカム(キャメロット#3)が使えます。

また出合は枯沢ですが、棚がなくなった1210m付近から1270m付近まで水が現れます(濡れずに溯行できます)。せせらぎの音が美しい区間でした。

以上です。


①沖ノ源次郎沢F1。
左壁テラスまで登った後やや中央へ。
2022年12月3日 itさん撮影(以下同じ)

②F2。右壁を登りました。
上部のクラックはカムが決まります。

③F2落ち口。
F1~出合まで見えます。

④F2の終了点。なかなか古い。
このうち4点を使い後続を確保。
また足元でカムも決まったので、
バックアップセルフはそちらで取りました。

⑤F2を越えると沢は平凡に

⑥ここは容易に巻けますが登ってみました。
下段のCSは右足が決まりにくく小川谷F2に良く似ています。
ここは右手フィストジャム+左手カチで左足を中央に決め体を上げます。

⑦ここはカンテ沿いに登ります


⑧三角形CS。右から取りつき中央へ。
右壁の一部が脆い。

⑨二俣。ここは左へ

⑩標高1210m付近。
なんとここにきて水が出てきました。

⑪標高1270m付近。
水はここから湧いていました。
コンコンと湧いていて美しい。

地図