2017年6月11日日曜日

双六岳

昨夜、知人から双六岳などの写真とレポが届きました。

6月8日~10日のテント2泊(双六小屋)で双六岳と鷲羽岳に行って来ました。
初日の行程は新穂高から双六小屋でしたが、朝から終日雨とガスで消耗が激しかったです。
特に大ノマ乗越のルートはガスで視界が殆どなくGPSでルートを確認しながら登りました。
雪渓で視界がないと難しいですね。
また途中にいつ起きたのか解りませんが大きな雪崩の跡がありました。
その横を通過中に視界がなかったので見えませんでしたが近くで雪崩の音が聞こえました。
その後急いで稜線まで上がったのでヘトヘトになり心が折れそうになりました。
しかしその後ライチョウのカップルに遭遇し30分近く一緒に歩く事が出来てモチベーションが復活しました。
テント場に到着すると先客が一張りありました。

2日目は双六岳→三俣蓮華岳→鷲羽岳まで行きました。
天気も最高で昨日とはうってかわって気持ち良く歩くことが出来ました。
ライチョウの足跡も10箇所以上ありましたがやはり天気の良い日は現れないみたいですね。
双六岳への登りは雪、三俣蓮華岳への稜線はある程度夏道が出来ていました。
また、三俣山荘の少し先から鷲羽岳までは完全に夏道になっていました。
見た限りだと鷲羽岳から水晶岳への稜線も殆ど夏道に見えました。
鷲羽岳からの帰りは巻き道を使用しましたが、トレースが全くないので所々ルートに迷いました。
テント場に戻った頃にはヘトヘトになっていて体力の無さを痛感しました。
ちなみにテント場に居たもう一人の方は水晶岳まで行き戻ってきてそのまま撤収をして下山されていました。
恐るべき体力。。。
晩御飯の後に食後の運動で小屋近くの樅沢岳(もみさわだけ)まで上がりましたが道中ライチョウに遭遇し、まさかの2日連続でテンションが上がりました。

3日目は天気が崩れそうだったので暗い内に下山を開始しました。
道中双六小屋が今日から営業開始するせいか10人位の方とすれ違いました。
帰りに山形村の唐沢そば集落にある根橋屋で蕎麦を頂いて帰りました。(iw)

双六小屋テント場 日の出前

ライチョウ




双六岳山頂


三俣蓮華岳 前方は槍ヶ岳 

立山方面

鷲羽岳


またライチョウに会う






双六小屋

日の出前の満月

ムシカリ

ニリンソウ

シャクナゲ

下山後、根橋屋で食事