○富士登山者に「環境税」
静岡県は、富士登山者を対象にした法定外目的税の「環境税」を04年度にも導入する方針を決めた。年間1億円余りの収入を見込み、使途は富士山の環境保全対策に限定する。登山者に税負担を求め、環境保全意識を高めてもらうのが狙い。環境省によると、一定の自然区域に環境税を導入する計画は、来年度実施予定の岐阜県・乗鞍地域に次ぎ2例目。
富士山の5合目以上への登山者数は静岡側だけで年間約42万人。登山者の増加に伴い、山肌に垂れ流されたし尿による悪臭やマイカー乗り入れによる環境悪化が深刻化している。
県は新たに条例をつくって環境税を導入する。植生復元、環境影響調査、公衆トイレの維持管理などに使う予定。徴税方法は、富士山スカイラインの通行車両(01年度約13万7000台)からの徴収やマイカーを規制したうえでシャトルバス、タクシーから徴税する「乗鞍方式」が検討されている。
一方、山梨県は環境税に慎重。有料道路「富士スバルライン」の収入の一部を環境保全に充てる方向で協議している。【北川仁士】
(毎日新聞2002年12月4日東京朝刊から)
高指山からの眺め
○先般新聞を読んでいたらこんな記事が目に止った
リストラされたある男が山梨県の青木ヶ原樹海で首を吊ろうとしたところ、ロープをかけた枝が折れ、村人に助けられた。
そしてその男が一言「やーびっくりしたよ、死ぬかと思った」と。
○世界の人口62億人
そのうち半分以上は飢え、飲み水にもこと欠くありさまとか。
日本はリストラ・不況・生活が苦しくなったと叫ぶが、本当にそう だろうか?
野良犬や野良猫は毎年50万匹がガス室で殺処分。
日本人の忍耐・慈悲の心はどこへ行ったのか?
○いらなくなった犬
娘の情操教育のため飼っていた犬が、有名私立学校の受験で、いらなくなったので引き取って欲しい、と。
その後、お嬢様はめでたく希望校に合格。
その後、犬は保健所に送られ殺処分となった。
○実家の野良猫
12月1日、実家に行った。
ここには野良猫が10匹ほどいて、いつも腹をすかせている。
数年前亡くなった犬の小屋に電気アンカが置いてあった。 聞けば野良猫が寒そうなので置いたと言う。もちろん餌の器も置かれていた。
昨年の冬、車をとめていたらボンネットの中に野良猫が入りこんでいた。 知らずにエンジンをかけると「ギャー」という悲鳴が聞こえた。急いでエンジンを切る。幸い猫は無事であったが、その後、私の車を見ると逃げ出す。それ以来冬場になるとエンジンをかける前にボンネットを開けるようにしている。