2020年6月30日火曜日

春岳沢

昨日、知人から春岳沢の写真が届きました。

6/27(土)、大山の春岳沢を溯行してきました。

まずは、蓑毛からヤビツ峠方面へ歩く際に使う、柏木新道経由でアプローチ。春岳沢をまたぐ木橋がとベンチがでてきた地点で、装備を整え、分岐から髭僧の滝方面へ。
2020年6月27日 ITさん撮影(以下同じ)

髭僧の滝は、やや藪がうるさい右ルンゼを巻き、上部へ。写真はルンゼから巻いた後のもの。では髭僧の滝の写真は?分岐からここまで、ヒルが多くて写真を撮ろうと思えなかったというのが、その答えです。

その後に現れる堰堤は右岸から巻き、堰堤上部でモミジ谷と春岳沢に分かれる二俣を確認して春岳沢へ。

二俣以降も特に難しい所はなく、快適な小滝登りが続きます。


2段8m。ここが春岳沢のハイライトと思えました。さて、どの様に登るか。下段は右の、階段状の流れを使うとして、上段は…。よく見ると流芯左付近に凹凸が見えるので、そこは使えるかも。そこで、念のため高巻きも一通り確認したあとに階段状の流れから中段のテラスまで登ってみましたが、意外と、良いとはいえません。改めてテラスから左を見ると容易に行けそうなルートかありましただが、やや興ざめ。いままで簡単なライン取りをして来たので1本くらいは…ということで、上段は流芯沿いに取りつき、落ち口へ。 

溯行終了点。本流の右俣はカレ沢のようで、市販のトポに記載されたクラック状10m岩がみえます。

支流の左俣にはまだ流れがあります

右後ろを見ると、写真では見えないもののトラロープと仕事道がありました。

その後はトレーニングのため、大山山頂から表尾根を通過し塔ノ岳へ。帰り際、きれいに咲いたヤマオダマキを見ながらの下山でした。

春岳沢のGPSログです。