本日、知人からモロクボ沢～水晶沢右俣の写真が届きました。
昨日の奥多摩に引き続き、昨日5/21はモロクボ沢～水晶沢右俣を溯行してきました。
トップアウト時には何と左足にヒルが1匹！西丹沢ビジターセンター周辺は丹沢では数少ない安全地帯のはずでしたが、その神話もついに終わりを告げました。
残る安全地帯は世附の西部のみ、でしょうか。
【登攀メモ】
モロクボ沢大滝後の3×5mは右岸巻き→懸垂。水晶沢右俣に進みキメ岸沢の分岐以降に現れる4m滝の巻きは、情報では右岸ザレ窪とのことだが、小巻きしようとすると上段が悪く断念。右岸尾根の末端から大高巻きに入る。90mほど登り、北東方向の支尾根と合流したらその支尾根を下降。最後は懸垂30mで水晶沢左俣に下降。少し左俣のナメを下降して水晶沢右俣・左俣の二俣に戻った。情報通りに巻けなかったのは悔やまれるが、この右岸大高巻きは地形の弱点をうまくつくことができ、他の方法よりも易しいものだったため、手間はかかるが結局はこのやり方が正解かもしれない。なお懸垂30mは2本結束して対処したが、途中で灌木が適宜あるため、30mロープ1本による15m2ピッチの懸垂でも問題ないと考える。他、特記事項なし。
以上です。
モロクボ沢大滝
2023年5月21日 ITさん撮影（以下同じ）
モロクボ沢大滝 動画
GPS図
