2015年2月10日火曜日

ぶなニュース№3

復刻版 ぶなニュース  第3号 2002年2月1日発行

○山中湖別荘地内の大ブナ  
  1月26日、山中湖周辺のブナを見に行きました。別荘地内にある大ブナは、確認したところ5本(どれも幹回り3~4メートルの大きさ)です。調査は3回目なので、まだこの別荘地内のどこかに大物があるかも知れません。近いうちに、この別荘地内の大ブナ所在地図(正確に幹周りを計測し、位置をしるす)を作る予定です。

山中湖の大ブナ


日本全国ブナ巨樹確認リスト(坪田さん作成)

 8.60  和賀山塊・白岩岳中腹 簡易方式で瘤部分7m、瘤下で5m
 8.10  和賀山塊・小影山山頂付近 簡易方式で6m、二本合体?
 7.0 加賀禅定道・長倉山・ブナ平 根元付近で2本合体
 11.0 南信州・陣馬形山 簡易方式で6.5m、4~5本合体?
 6.35 箱根・箱南原生林 かつての日本一ブナ。保護柵あり。
 6.35 盛岡郊外・赤林山山頂付近 8~10本合体?
 5.55 徳島・権田山山頂付近 横に広がった珍しい樹形
 5.5 葉山・セナ沢牧場内 「龍神木」という。アガリコ?
 5.5 白山・山毛欅尾山 2股に別れて片方は枯れて。伐採時の支柱?
 5.5 南会津・志津倉岳中腹 胸高で2本に枝分かれ
 5.4 佐渡・仏峠 真光寺の阿弥陀様伝説がある木。1本のみ
 5.4 南岩手林道 6m近い巨樹であったが枝折れで小さく
 5.45 下北・燧ケ岳山麓 伐採現場近く、この巨木も危ない
 5.45 徳島・次郎笈 もうボロボロで、僅かに細い枝が付いている
 5.35 信州・鍋倉山中腹 訪問者多く樹勢が衰え保護策が
 5.3 越中・ブナオ峠キャンプ場 3本が根元でくっついて
 5.15 新潟・大平山中腹 根元付近枝折れ
 5.15 徳島・次郎笈 登山口近くの藪の中。まだ元気
 5.05 飯豊・温身平登山道沿い 素直な1本の大木
 5.0 飯豊・奥胎内入り口付近 奥胎内の主。中はウロになって空洞
 4.95 新潟・雨生ケ池入口 幹は空洞、枝は2本のみ。大往生間際
 4.9 新潟・日尊ノ倉山中腹 主幹は途中で折れて、先細り
 4.85 山陰・船上山 西日本最大の巨樹も最近枯れたという情報
 4.85 笈ケ岳・清水平 恐らく北陸地方最大にブナ巨樹
 4.8 新潟・守門岳中腹 枝が折れ、幹にキノコも。樹勢衰えぎみ
 4.8 青森・梵珠山キャンプ場 白く美しい樹肌
 4.8 白神・高倉森尾根  白神山地最大と思われる巨樹。老樹
 4.7 白山・千振尾根 白くて美しい樹肌。「美人ブナ」
 4.7 苗場山・赤湯温泉 もうボロボロの老樹
 4.65 白神・高倉森津軽峠 元気旺盛な巨樹でノビノビした樹
 4.6 下北・宇曽利湖付近 車道脇のブナ林内で幹がつやつやして元気
 4.5 浅草岳福島側の沼の平 幹のコケがヒゲモジャで顔を思わせる巨樹
 4.5 白川郷・三方崩山中腹 斜面故根元まがりして妊婦を思わせる
 4.5 奥利根 伐採された?元合った場所はコンクリート壁

アガリコ
 7.62 鳥海山。中島台 「アガリコ大王」
 6.5 葉山・セナ沢 「日本一アガリコ」という表示が

太平洋型ブナ
 4.0 四国・大座礼山 20本以上の枝が天に向かって。
 4.0 徳島・次郎笈 爆発したように枝が飛び散るお化け樹形
 4.0 箱根・三国山 2m位の高さで6m以上の枝の広がりが