○大洞山~三國山散策
平成14年3月31日(日)大洞山~三國山を散策。12時10分大洞山山頂到着。ブナはまだ新芽をだしていなかったが、公園のような尾根道を気分よく歩くことができた。大ブナを見ると早速そばに寄り大きさを測る。
明神峠側の低木は、丹沢から遠征してきた鹿に樹皮をかなり食い荒らされていた。丹沢に餌がないので、峠を越えてここまで来るのだろう。鹿も木も哀れに思った。
三国山の大ブナ
4月7日、山中湖ヅナ峠北側斜面の4.1メートルに会いに行く。最近新調したメジャで再度計測することにした。前回は自家製簡易メジャの凧糸で測ったので、なんとなくこのブナに申し訳ないと思っていた。心をこめて計測したところ、やはり410センチだった。やはりこの山のボス(小生の知る限りで、今のところ)であることに変わりない。嬉しかった。何度も撫でてやった。どうしたわけかそのうち小生がこのブナに撫でられているような感覚になった。不思議だ。
410センチの大ブナ
ブナの立ち枯れや鹿個体群衰退などが深刻化する丹沢で、県は本年度から 自然環境保全にのりだす。ブナ・モミなどの天然林を鹿の食害から守り、スズタケや林床植生を保全するため植生保護柵を集中的設置。一方で、標高の低い 斜面に草木が生えるようにスギ・ヒノキを間伐して鹿の餌場を確保する。
(平成14年4月9日付け神奈川新聞から)
編者注:県や国のこのような対策はどこか判然としない。その前にダムや砂防堰堤、林道をこ以上つくらないことだと思う。人為的に余計なことをするとかえって自然のサイクルを壊すことになる。
○丹沢の山小屋に泥棒頻繁
鍋割山荘などは既に5回も被害に遭う。
「もうガラスを修理するのが大変です。こうなったら、ここからお入りくださいと書いて、入口を開けておきたい心境です」と山小屋経営者の草野延孝さんは語る。
(平成14年4月8日付け神奈川新聞から)
○新緑が美しい蔦沼のブナ林
南八甲田連峰に点在する沼の中に蔦沼がある。沼の周辺には遊歩道が設けられていて、蔦沼をはじめ、いくつかの沼を巡ることができる。歩道はブナ林をぬうようにつづき、一周およそ1時間。沼の面に映る新緑はえもいわれぬ神秘さをみせる。
(平成14年3月27日付け日本経済新聞夕刊から)
○クマ対策に自治体迷う
駆除それとも保護強化か?
山間部の開発が進みクマの餌場を侵食。その結果クマが人里に現れ、畑や人間に危害を及ぼすようになった。北海道と山梨県は駆除を強化。秋田県、岡山県は保護地域を設ける。
(平成14年4月8日付け日本経済新聞から)